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HRテックのカオスマップを紹介!導入メリットやポイントも解説

HRテックのカオスマップ

近年、企業のデジタル化が進み、人事業務に関してもデジタル化が進んでいます。その中で「HRテック」の注目が集まり、導入している企業も増えています。HRテックの導入により労務管理の効率化や人材活用を行うことが可能になります。ここでは、HRテックとは何か、導入するメリットからHRテックの種類までを解説します。

HRテックとは

HRテックとは、「Human Resource(人的資源)」と「Technology(IT技術)」を掛け合わせた言葉です。人工知能やビッグデータ、クラウドといった最新技術を駆使し採用から労務、人事評価、育成、配置などの人事業務を効率化することを指します。

注目を浴びている背景

HRテックという言葉は20年ほど前から存在していますが、近年注目を集めています。その理由として以下が挙げられます。

労働人口の減少

近年の社会情勢や環境の変化により、労働人口の減少が問題になっています。今日の企業では生産性の向上や優秀な人材の確保が重要になっていきます。IT技術を使用することで、今まで人の手で行われてきた業務が効率的に進められるようになるため導入する企業が増えています。

テクノロジーの発展

タブレットやスマートフォンなどの多様なデバイスが登場した結果、柔軟な働き方ができるようになりました。また、ビッグデータやAIの登場により単純作業の自動化や、大量のデータを短時間で分析できるようになり人事担当者もコア業務に時間を当てられるようになりました。

人事部門に求められる役割の変化

企業において「ヒト・モノ・カネ・情報」の4つの資源が重要視される現代において、「ヒト」を取り扱う人事部の役割はますます重要視されます。以前はルーティーン業務を行っていたのが、組織の力を最大限に発揮するため、従業員のスキルや能力を開花し、最適な人材配置を行うことが必要とされます。

HRテックを導入するメリット

ここでは、HRテックを導入するメリットを説明していきます。

人事労務の効率化

HRテック導入前は勤怠管理や給与計算などの決まった業務も全部人の手で行われてきました。しかし、システム導入により、自動計算されるようになるため、業務効率化が大きく進みます。その分、人事担当者は、より重要な業務に携われるようになります。

社員の労務管理や福利厚生の質の向上

労務管理もHRテックで行うことにより、従業員や部署ごとの残業時間や作業スピードが可視化でき、調整ができるようになります。また、社内アンケートを簡単にとることができ、従業員が不満に思っている課題の特定や、従業員の求めている福利厚生を提供できるようになります。

費用削減の貢献

HRテックにより、従業員の管理を効果的に行うことができるため、費用の削減ができるようになります。例えば自社で活躍している人の特徴を分析することで、採用時に早期退職のリスクを抑えられることができます。また、アウトソーシングしている業務を自社内で行えるようになるため、その分のコストも削減されます。

従業員満足度の向上

HRテックを活用することで、業務環境が整備され、柔軟な働き方に対応することができるようになります。また、データの一元管理ができるようになるため、従業員が評価に対し納得感が生まれるようになります。会社が自分をちゃんと見てくれていると感じるため、満足度も向上します。

導入時に気を付けるポイント

HRテックを導入したら終わりではなく、そのあとの管理をきちんと行わないと導入した意味がなくなってしまいます。導入時に注意するポイントを解説します。

導入の結果解決できる課題の明確化

HRテックを取り入れる前に、自社のどういった課題を解決できるのかをきちんと明確化しておく必要があります。HRテックといっても多様なシステムが存在するため、自社の課題を明確にし、それを解決するためにはどのようなシステムが良いのかをきちんと検討する必要があります。

HRテック任せにしない

IT技術によって大量データの一元管理はできるようになりますが、それを最終的に生かすのは人になります。データの管理・分析を行った結果、どのような課題があり、それを解決するにはどうすれば良いのか検討を行わないと、効果的に活用ができなくなってしまいます。

HRテック業界の市場規模

ミック経済研究所の調査では、2019年度の国内市場規模は前年から約136%増加の349億円と公表されています。また、多様な働き方を背景に、今後の予測としては2024年の市場規模は1700億円まで成長されると言われて、今後さらに需要が高まっていくといわれています。

HRテックのカオスマップ

現在では様々なジャンルのHRテックのサービスがあります。ここではそれぞれの分野について解説していきます。

採用管理システム

求人から採用までを一括で管理できるシステムになります。正社員からアルバイトまで広く採用支援を行っているシステムもあれば、新卒採用特化型のシステムも存在します。導入することにより、履歴書の管理や面接日程調整も自動で行われるため、ミスを防いでくれます。

勤怠管理システム

従業員の勤怠を自動管理できます。クラウド型やオンプレミス型といった種類があります。打刻忘れの修正を簡単にできたり、勤怠集計を自動で行うことができ、ミスや工数削減にもつながります。テレワークの普及により出社しなくても打刻できるようにする必要があるため、勤怠管理システム導入することで柔軟に対応ができるようになります。

給与管理システム

給与計算に関してもシステムで自動で計算できるようになります。それにより、今まで手作業で行っていたものが大きく効率化でき、ミスの削減にもつながります。また、勤怠管理システムと連携でき、給与明細の作成まで可能なため、担当者の負担がかなり少なくなります。

労務管理システム

勤怠管理や給与計算の他にも保険手続きや就業規則、労働条件などの従業員全般に関する管理が可能となるため、今まで労務管理に取られていた時間がほかの業務に充てられるようになります。

経費管理システム

経費管理に関しても効率化することができます。以前は紙での申請が多く複雑で申請する先がわからないといった問題が解決できます。システムやアプリを使って申請できるようになるため、かなり効率的になります。

タレントマネジメントシステム

タレントマネジメントシステムでは、人材育成や評価、適材適所の配置まで管理することが可能です。従業員のスキルが可視化されるため、それまで評価者の裁量が大きかった人事評価も公平感をもって行うことができるようになり、従業員のやる気向上にもつながります。データの一元管理により適材の発掘も行うことができるため、タレントマネジメント分析も可能となります。

HRテックの今後の展望

日本や海外でのHRテックの導入はますます進んでいくと考えられます。現在、日本ではジャンルごとにシステムを活用していますが、海外ではオールインワンプラットフォームでの活用が多いです。今後は、AIの発達によりさらに進化していくでしょう。

HRテックの活用ならスキルナビ

IT技術の発達により今後さらにHRテックの活用が増えていくと思われます。今後、企業が成長していくには、生産性向上、業務効率化が必須となり、そのためには人材の一元管理・活用が必要になります。スキルナビでは、人材のスキル可視化が実現でき、さらに業務効率化を図ることが可能です。是非導入の検討をしてみてください。