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HRM(Human Resource Management)とは?その定義や、メリット、デメリット、導入方法、企業事例について

多くの企業でHRM(Human Resource Management)の導入が検討されている昨今ですが、その定義やメリット、デメリット、導入方法、導入企業事例についてどこまでご存知でしょうか?今回のコラムでは、HRM(Human Resource Management)についてご紹介します。

HRMとは?

HRMとはHuman Resource Managementの略で、人的資源管理と訳され、ビジネスにおけるヒトの管理のことを指します。企業の従業員を経営資源と捉え、有効活用するための体系だった仕組みをに構築・運用を意味します。
経営戦略に基づく人的資源に関する戦略や計画を策定し、人材採用、育成、配置を実行していくことになります。そのため、多くの企業では、HRMは人事部の業務になります。
横並び的な人事評価や人材配置ではなく、個人の適正や成果等を一元管理することで、個々の従業員に最適化された人事評価や人材配置を行っていく点に、これまでの日本企業の人事制度との大きな違いがあります。

HRM(Human Resource Management)のメリットとは?

HRMは、従業員を「経営資源」と捉えているために、企業側が従業員の中長期的な育成に取り組みやすくなる傾向があります。結果として、従業員のエンゲージメントの向上や、それに伴う生産性の向上に繋がると考えられています。

HRM(Human Resource Management)のデメリットとは?

HRMを採用している企業では、人材管理の目線が中長期的になりますので、短期的な成果は表れにくい傾向にあります。

HRM(Human Resource Management)の企業事例とは?

日産自動車

日産自動車では、「自らのキャリアは、自らデザインする」という人財育成方針の下、タレントマネジメントを導入し従業員の中長期的な育成・開発を行っています。
HRMには様々な形の手法がありますが、その一つにタレントマネジメントがあります。日産自動車では、HRテックを導入し人材データを一元管理することで、タレントマネジメントシステムを運用しているようです。

HRM(Human Resource Management)の導入方法とは?

HRMの導入に際しては、人材データの一元管理が不可欠です。そのため、一定以上の規模の企業ではシステムを利用してデータ管理する必要が生じます。

タレントマネジメントシステムの活用可能性

HRMの代表的な手法の一つにタレントマネジメントがあり、そのタレントマネジメントの導入・運用を支援するシステムをタレントマネジメントシステムと呼びます。
タレントマネジメントシステムは、従業員の人材データの一元管理、加工・分析を可能にするため、タレントマネジメントを企業に導入する際は、多くの企業でタレントマネジメントシステムの導入も併せて検討されます。

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