タレントマネジメントの基本的な機能とは?実用的な機能を徹底解説!

タレントマネジメントシステム機能

近年、事業のグローバル化により日本で広まっている「タレントマネジメントシステム」。普段の生活ではあまり聞きなれない言葉であり、どんなシステムなのか思い浮かばない人もいるかもしれません。

本記事では、タレントマネジメントシステムの概要や、システム導入のメリット・デメリットについて紹介していきます。

タレントマネジメントシステムとは

タレントマネジメントシステムとは社員の様々な情報をデータ化、一括管理する仕組みのことです。

  • 個人情報
  • スキルや資格
  • 経験

といった基本情報から、業務スキルまで人に関しての情報すべてを管理します。これまでこういった情報は各部署に個別に保存されることが多かったのですが、一元管理することで、これらの情報へのアクセスを容易にし、人材の育成・配置といったマネジメントの効率化へとつながります。

 

 

タレントマネジメントシステムの主な機能

タレントマネジメントの主な機能は先ほど書いたように、データの一元管理と情報へのアクセスの容易化の2つになります。これだけ聞くと人事情報をまとめて見やすくしただけなのでは?と感じるかもしれません。

これまで人事情報は各部署で個別に管理されることが多かったですが、情報を一元管理することで部署に関わらず人事情報にアクセスできるようになります。そうすることで総合的な評価が容易となり、様々な人事戦略に生かすことが可能となるのです。

また、これまでの評価制度は上司の判断やイメージによって決まることもありましたが、一元管理することで体系化された客観的な評価・育成制度の導入が可能になります。

タレントマネジメントシステム導入のメリット・デメリット

ここまででタレントマネジメントシステムについて説明してきましたが、ここからはこのシステム導入がもつメリット・デメリットについてお話していこうと思います。

タレントマネジメントシステム導入のメリット

タレントマネジメントシステムのもつメリットは大きく分けて3つあります。

社員に対する客観的・総合的な評価が可能になる

先ほど述べたように従来の制度では部署ごとに人事情報が管理され、上司の判断やイメージによって評価されることが多かったです。しかし、一元管理することでこういった偏った判断ではなく、データに基づいた客観的な評価が可能になります。

これによって社員一人一人に合った配置や育成が可能となり、より良いパフォーマンスを引き出せるなどの効果が期待できます。また、別部署では即戦力となりうるスキルを持った隠れた優秀な人材の発掘も見込め、会社全体の成績アップへとつなげることができます。

社員のモチベーションの向上

システムの導入は会社全体だけでなく、社員にとっても「客観的に評価してもらえる」というメリットがあります。適切な評価が保証されている環境であれば、社員の仕事へのモチベーション向上はもちろんのこと、会社への帰属意識の向上についても期待できるかもしれません。

人事に関する業務の効率化

これまではExcelや紙などの様々な媒体で管理さえていた人事資料を一元管理することで、煩雑な人事に関する業務を大幅に簡素化することが出来ます。これによって人事部門の社員の方々は事務処理に割いていた時間を、人材マネジメントといった本来の業務に費やすことも出来るようになります。

タレントマネジメントシステム導入のデメリット

デメリットについても大きく分けて3つあげられます。

導入コストがかかる

タレントマネジメントシステムを独自に構築することは現実的ではなく外部のサービスを利用することになることから、導入にはコストがかかります。また、サービスによっては高額になることから、会社規模にあったものを選ぶ必要もあります。

評価基準の見直し

これまでのとは異なる評価を行うわけですから、それにあった評価基準も必要です。評価基準を作るには、企業が目指すビジョンや人事戦略というものを明確にする必要があり、計画的に導入を進めることがたいせつです。

制度変化に伴う社内の混乱

タレントマネジメントシステムの導入二伴い、大きな変化が生じることもあります。その場合、会社に長く働いてきた人ほど変化に順応できないことも多く、段階的なシステム導入といった混乱が起きないような対策をとる必要があるかもしれません。

タレントマネジメントシステムは社員のモチベーション向上に期待

タレントマネジメントシステムは一元管理による客観的・総合的な評価が可能になり、事務作業の効率化、社員のモチベーション向上が期待できますが、その一方で導入コストの考慮、評価基準の再設定、システム導入に伴う混乱の抑止といった問題を解決する必要があるかもしれません。

まずは、タレントマネジメントシステムが自社のニーズを満たしているのかどうか確認しましょう。